【2015/10/31】長野ヒデ子さん「夜の怪しげな講演会」大好評でした!

 10月31日に、絵本作家の長野ヒデ子さんが、アルモニに来て下さいました。鹿児島は国民文化祭のオープニングであちこちがお祭り空気。長野さんが鹿児島空港を出発して市内へ向かう車と、皇太子夫妻の帰りの車の列が重なって足留めに遭い、15分遅れてお話会が始りました。

  長野ヒデ子さんといえば、絵本『おかあさんがおかあさんになった日』『せとうちたいこさん』シリーズでも有名。私の年代より上の絵本に関わる皆さんにとっては、知らない人はいないくらいの日本を代表する絵本作家でいらっしゃいます。

 私より年下のお母さんたちは、絵本作家の講演会そのものに足しげく出かける機会があまりないようで、長野さんに初めてお会いするというお客様が半分くらいいらっしゃったのでした。

 長野さんのお話はずらりテーブルに並んだ絵本を一つ一つ手に取って、どうやって作品が誕生したかという「そもそも」の話をしてくださいました。もちろん読んでもくださった(もちろん時間の制限があって全部ではありませんでしたけど)。

 最新の作品では「子どもたちへ、今こそ伝える戦争 子どもの本の作家たちの19人の真実」について心境を吐露なさいました。

 「この本は、戦争で辛かったとか痛かったとか苦しかったとか、そういう事を書いているのではないんです。私たちは、みんな当時子どもでした。これは、子どもの視線でありのままを思い出して書いています。子どもでもちゃんと戦争ということを見て感じることが出来たんです」と、非常に重い言葉でしかも短い言葉で説明なさいましたが、少しだけ読んで下さった内容が本当に素晴らしかったです。

 戦争の体験のみならず、私たちが何かを感じる事が本当は一番大事なのに、私たちは考えること、感じる事をないがしろにしているんじゃないか、と私は近頃思うようになりました。思い違いだといいのですが。。

 この本で今一度、私たちはひとりひとりが(特にお母さんが)、世の中のことに目を向ける、すっと背筋をのばして生きるということについて考えるきっかけにしたい、出来ればいいのだけど、と思います。

 お越し下さった方々も、心のこもったサインをいただいて笑顔があちこちではじけていました!

まずは、子どもの本からすべてにつながりますね。